鹿島 |
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昨年はベスト8。「選手個々の特徴を生かした戦いができれば、それ以上も狙える」と石橋監督。 投手陣を中心にした守備主体のチーム。昨年秋からサイドスローに変更した西村が急成長。下半身をうまく使えるようになり安定感が増した。大島、松本=写真=の二遊間コンビを中心に内野陣に不安は少ないが、外野手の肩や、内野との連携が課題。 打撃では、腰痛で出遅れていた四番林の復調が明るい材料。長打力を持つ七番大川内が自信を取り戻せば打線に厚みが加わる。(光武)
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唐津工 |
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主戦川原田=写真=を中心にした守りのチーム。昨秋以来、故障者が多く、公式戦にベストメンバーがそろったことがなかったが、夏に向けて全員復活。上位進出に向け意気が上がる。 1年から主戦の川原田はキレのあるスライダーが勝負球。走り込みで直球の球威も増し、奪三振数も増えた。打線は小柄な選手が多く長打力がない分、基本に忠実な打撃で少ないチャンスを生かす。四番奥村の出来もカギ。山口監督は「春に比べて守備力が大幅に向上した。少ない失点で勝ち上がりたい」と期待をかける。(瀬戸)
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佐賀商 |
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「守備はある程度計算できるようになった」と田代監督。右腕一瀬=写真=を中心に「3点勝負」の競り合いの展開に持ちこむ。 昨夏からマウンドを守る一瀬は、切れのいい速球にカーブ、スライダーを巧みに混ぜ安定。遊撃宮崎、中堅平野は守備範囲が広い。打線は勝負強く、俊足の平野を切り込み役≠ノ置き、パワーのある松永、森ら中軸につなぐ。 6月中旬には4泊5日の合宿を組んだ。早朝5時からの打撃練習など「1日1000スイング」を目標に振り込み、得点力アップに力を注ぐ。(松田)
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東明館 |
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久々に戦力がそろい、13年ぶりの夏の大会勝利へ期待は大きい。昨夏も投げた2年生エース轟はスライダーを武器に安定感が増した。右手小指骨折の故障も大会には間に合う見込み。守備力は「歴代でも一番」と自信を持ち、捕手の主税を中心に轟をもり立てる。 攻撃は、長打力がない分たたきつけるバッティングが身上。バントを絡め少ない好機を生かしたい。チーム一の長打力を持つ宮崎=写真=は盗塁も多く、出塁がカギを握る。古賀監督は「轟を中心に守りを固め、しぶとく食らいつきたい」と話す。(梶原)
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