致遠館 |
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失点を抑え、チャンスを確実にものにして競り勝つ野球を目指す。投手は福田と石橋の二枚看板。福田はコースに投げ分け打たせて取るタイプ。石橋はサイドスローの技巧派。2人をうまく使い分け、相手打線を抑え込む。 守備は捕手南里=写真=を中心にまとまりがあり、外野も整備されてきた。課題は打撃力。機動力を生かしてランナーを進め、積極的に打って得点を狙う。香月、阪口ら中軸の活躍に期待がかかる。森監督は「過去最高のベスト8を上回るのが目標」と話す。(江島)
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鹿島実 |
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秋と春の杵藤地区大会はいずれも準優勝。東海第五(福岡)、波佐見(長崎)など甲子園常連校と練習試合を重ね、初の夢舞台出場に突き進む。 攻撃陣のキーマンは高出塁率の1番中尾=写真。機動力を絡めながら、中尾を本塁にかえすのが一つの得点パターンだ。投の柱は中山。サイドスローからの投球は内外のコーナーを丹念につき、連打を許さない。 強豪校を寄せ付けない強さを見せる一方で、あっさり負ける淡泊さも。西村監督は「序盤の失点を抑え、接戦に持ち込めば」と粘りに期待する。 (光武)
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武雄 |
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チャンスを確実に生かし、先行逃げ切り型で勝利を目指す。チームのまとまりは、昨年より上。北村監督は「一つ勝てば波に乗れる。まずは初戦突破」に目標を定める。 エース百田は5月にサイドスローに変えてから、コントロールに安定感が増した。大会直前まで女房役の成富といっしょに配球の研究に余念がない。 攻撃陣は巧打の1番山下、日米親善大会に出場する4番御厨、長打力が魅力の5番松永=写真=が中心。3人の前に走者を出せば、得点力アップが期待できる。 (澤登)
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神埼清明 |
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一丸となって初戦突破を目指す。主力の三年生五人のうち四人が高校で野球を始め、「楽しむ野球」がモットーだ。 エース本庄は軟投派の左投手。昨夏以降、めざましく進歩した。打たせて取る投球スタイルだけに、守備がカギを握る。確実さを増すため、基本的な練習メニューをこなす。 打撃はチームのムードメーカーで四番の中山=写真=が引っ張る。全体の攻撃力も春先からアップし、打線がつながり始めた。鶴田監督は「最後まで勝利をあきらめずに戦いたい」と意気込む。 (古賀)
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