鳥栖 |
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「怖いチームはない」と平野監督が胸を張るほど攻守にバランスのとれたチームに仕上がった。中心は2年生エースの内山。直球と変化球を織り交ぜ打者に的を絞らせない投球が身上で、連打を浴びる場面は少ない。三塁手の天本=写真=はリリーフが可能。外野陣が固まらないが、激しい争いでレベルを上げる。 打線は昨年のような爆発力はないが、天本、高島、内山の中軸までしっかりつなぎたい。昨夏は決勝で涙をのみ、秋、春ともにベスト4。19年ぶりの夏の甲子園を射程圏内にとらえている。(吉丸)
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唐津南 |
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昨夏の大会で初の1勝を挙げた。総合力は昨年より上で8強を目指す。 右サイドスローの山城=写真=は昨年からマウンドを守る。直球を主体にスライダーとパームボールを織り交ぜる。精神面も成長し、完投能力がある。 打線は長打力がある倉元や、中軸の吉富、山城が中心。2年生の隈本、片山も成長著しく、下位打線が出塁し、機動力を絡める展開になれば4、5点を取るゲームも多い。先制してリードを守り切りたい。「飛び抜けた選手はいない。全員野球ができるかがカギ」と井脇監督。 (小野)
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敬徳 |
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投手を軸に失点を最小限に抑え、1点ずつ積み上げる展開を狙う。野中=写真、峯の投手二人の踏ん張りに期待がかかる。 夏に向け力を付けてきた野中は188aの長身。サイドからストレートやスライダーを繰り出す。峯は、夏の県予選決勝まで進んだ一昨年も野手として出場するなど、経験豊か。 攻撃は秋月、牛島の1、2番コンビの出塁がかぎ。確実にランナーを進めて1点を狙う。井手、久家の打撃は勝負強い。例年、夏の初戦は強豪との対戦。初戦を突破すれば上位進出も見えてくる。 (樋渡)
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