:::::致遠館::::: | ||
7年ぶりベスト8進出の原動力となった昨年のメンバーが6人残った。主将の永田=写真=を中心に総合力で勝負する。 永田は1年夏から4番。遊撃から一塁にコンバートされ、打撃に磨きをかける。3番岡島と5番糸山はチャンスに強い打撃を見せる。 主戦は右横手投げの石橋。カーブを織り交ぜながら直球で勝負するタイプ。右上の福田は打たせて取るピッチングを見せる。 澤山監督は「相手のミスにつけ込みたい。課題は失策で崩れないこと。3点前後で勝負する」と抱負を語る。(吉丸)
|
:::::厳 木::::: | ||
タイプの違う二人の投手を擁するチーム。女房役でNHK杯準優勝の原動力となった主将原田=写真=を中心に堅い守備で失点を抑え、競り勝つ野球を目指す。 右横手投げの平山はアウトコースを中心に打たせてとる。右上手投げの山口は速球とカーブが持ち味だ。大津監督は調子のいい方を先発させ、継投策を絡めていく。 攻撃は強打の4番笹部が軸。前にランナーをためてチャンスを生かしたい。前哨戦の準優勝におごらず、気を引き締める選手たち。「一戦必勝」を合言葉に上位を目指す。(井上)
|
:::::唐津西::::: | ||
センバツ出場の神埼をはじめ強豪を連破し、NHK杯を制した。「接戦に持ち込めば勝機はある」と、吉原監督も我慢強くなったチームに手ごたえを感じている。 マウンドを守るのは右スリークオーターの原田=写真。カーブ、スライダーを投げ分け、打たせて取る。冬場の体力づくりで制球も安定した。 機動力のある選手がそろい、バントやエンドランなどでかく乱する。中軸はパンチ力のある片峰、世戸、チャンスに強い堀田と強力。苅谷、平尾の1、2番コンビの出塁率も上位進出へのかぎを握る。(大石)
|
:::::伊万里::::: | ||
機動力を生かした積極的な走塁で、打てなくても点を取る展開を狙う。十四校が参加し、今月あった県西北部大会では準優勝。初戦をいい形で突破し、上位進出を狙う。 俊足の力武、空閑が出塁し、続く久保田、馬場、瀬戸で返すのが得点パターン。下位打線も小技と足で相手をかき回し、得点機をうかがう。 二枚看板の塚部=写真=と副島は完投能力がある。打たせて取るタイプで、バックの堅い守りが必要条件となる。草津監督は「緊迫した場面でアウトが取れるかが勝負。さらに守備面を磨きたい」と話す。(樋渡)
|